探究的な学び 進路を描く講話
7月には『総合的な探究の時間』の一環で、様々な講話を聴く機会が用意されました。
1年次は『産業社会と人間』社会人講話において復元納棺師の笹原留以子氏、るんびにい美術館アートディレクターで「しゃかいのくすり研究所」代表の板垣崇志氏から講話を、3年次は『卒業研究』の時間に岩手大学産業技術研究センター花巻サテライ長の梅木和博氏、北上市役所企画部の古川雄大氏が来校し、貴重なお話を伺いました。
笹原さんは、復元師の仕事や東日本大震災の際のボランティアの話から、命の尊さ、日頃から感謝の気持ちを伝えることの大切さをお話してくださいました。
板垣さんは「未来のつくり方ーあなたが主人公になれば世界は変わる」というテーマで、どんな人生でも必ず何らかの幸せがあるはずで、それを見つけることが福祉の仕事であることとお話してくださいました。
岩手大学と県による人材育成講座「いわて半導体アカデミー」の一環で梅木さんからは、県内の半導体関連産業の現状や就職先を考える際に考慮する事等を学びました。
北上市役所企画部の古川さんからは、北上市生涯学習まちづくり出前講座の一つである「北上市が目指している姿」をテーマに、「地域政策」について、講話から地元北上市の地域政策やSDGsの取り組みについて理解を深め、更に市政をモデルケースとしたグループディスカッションを行いました。
社会の第一線で御活躍されている方々の講話から多くのことを学び、進路実現に対する意欲を高め、地域の仕事について理解を深めました。